『気になって気になってしょうがなくなるんです。』
引用記事にある加藤哲夫さんのことば。
自分は、「どうすればみんなが気分よく生きられるだろうか」ということがずっと頭を離れない。
「なんでこんなに機嫌が悪いのだろう」とか「なんでこんなに文句が多いのだろうか」ということが気になってしかたがない。
不登校や引きこもり、いじめといった現象が次々に出てくるこの世界において自分はどのようにあり、どう関わっていくか。
『学ぶということは自己変容することだから。』
この「学び」のとらえ方はとても共感する。
学ぶ中で自分が変わっていくおもしろさ。
テストのため、受験のためではなかなか気づけないのではないだろうか。
この学習観が「生きづらさ」を解きほぐす一つの重要なファクターになるだろうと考えている。
こういった自分が変わっていくワクワク感、知る喜びを感じられる場を醸成したいと思っている。
誰もが気分よく、そして自分も気分よく生きていきたい。
http://shinbun.fan-miyagi.jp/article/hitobito_vol5.php~~~
自分で動いてみて、自分が変わること。直感と、無意識が大事なのです。私がずっと気になるもの何かなというと、制度とか公的なものに公認されなかった人々が気になるということがわかってきました。たとえば韓国の被爆者、犯罪者、さまざまなマイノリティー、知的障碍者、精神障碍者・・・。そういう人たちの置かれた状況と気持ちが、気になって気になってしょうがなくなるんです。そして、何とかしたいという人が連なってきます。何が気になるかは、わからない。わかる必要はないんです。気になることの方向性に歩んでいけばいい。そうやって20年やってきたら、足跡がひとつながりになって、なんで気になったのかな、ということがようやくわかってきます。あなたはどこかに、何か気になることはないか、それがあなたです。あなたの内側にあなたはいないのです。外側にあなたがいる。すごく微細なことでも良いのです。
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