世の中には、「これをやるといい」「これをやらないといけない」といったたぐいのものが氾濫していますが、親も子どもも先生もみんなが踊らされてしんどい目を見ることになるのではと思っています。
個人的には、「やるべき」より「避けた方がいい」をまずは敷いてみるのがいいのではと思っています。
未来は誰にもわかりません。
「やるべき」とこちらが勝手に思っていることを押し付けたところで良い結果がえられるかは未知です。
ですが、「避けた方がいい」はこれまでの人類の「学」の積み重ねでかなり分かってきて、「それをやったら、よくない結果がになりそう」と多くの人が納得できるのではないかと思います。
天上をいくら見ても限りなく、相手のことを思えば思うほどどこまでいっても不安につきまとわれる…。
それを回避しようとさらに上を見るけど、上ばっかり見ていていつの間にか底が抜けていた、となっては元も子もありません。
まずはいったん立ち止まって、足元を見つめて土台を確かめてみる。
自分も、本や人から教えてもらった知識は「避けた方がいい」という観点に注目して発信していきたいと思います。