ここで出てくる「ふつう幻想」というのは言いえて妙だなと思います。
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・私たちはみんなと同じ、つまり「ふつう」であることにすごくこだわる
・みんなと同じでないと怖い
・「浮いている」「目立つ」ことが嫌い
・クラス内に経済格差なんてないと思っている人は多い
・特別にお金持ちなひとが目立つ
・貧困側に気づく人はなかなかいない
・「目に見えてかわいそうな人」はそれほど見たことがない
・みんな同じように見えている
・一人一人が周囲に合わせる相当の努力をした結果
・がまんする
・悩みを言わない
・自分について語らない
・「ふつう」に見えているだけ
・一人ひとりまったく違う環境で生活している
・みんな違って当たり前
・それぞれにそれぞれの生きづらさを感じている
・みんながイメージする「ふつう」は相当無理して維持されている
・「ふつう幻想」が「ずるい」をつくる
・周りにいる人は、おおむね自分と同じに見える
・でも実はそれぞれに違いがある
・隣の人が自分と違うにもかかわらず、「ふつうはこうする」というなんとなくの標準
→ふつう幻想
・「ふつう幻想」に沿っていないと、自己中心的な「わがまま」だと思ってしまう
・人によって大切にしているものやできないことが大きく違うが、そのことは明らかにされない
・みんなが同じような条件で、同じように生活しているという幻想を抱いている
・自分の意見や主張をするのはほんとうに難しい
・多くの人がみんなにとっての「ふつう」あると思っている
・「みんなが『ふつう』にするために苦労して、がまんしているのに一人だけ違うことをして…」
・と、自分の意見を言うことをネガティブな意味での「わがまま」だと思ってしまう
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