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「塾」

備忘録またこれからのあり方についての整理を兼ねてメモします。

 

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「以前自分で塾を運営していたけれど、『学習塾』という形で再びやることはないと思う」、という話。

 

個人的には学ぶことは好きな方で、いまでも数学や物理、化学の参考書を開いている。

解けるかどうかにか関わらず、問題にアプローチすることにとても面白味を感じられる。

だけど、授業をするということにはあまり関心がもてなくなった。(質問や相談は歓迎だけど)

 

学校の勉強や受験対策が目的であれば、すぐれた塾や予備校がたくさんあるので続けやすいところに行くのがベスト。

複数の塾の無料体験をうまく組み合わせれば数カ月は無料で授業を受けられるだろうからお得でもある。

いろいろな塾を試して、自分にとって意味がある(成績のためでもいいし、友達と一緒にでもいい)ところを選んでくれればと思う。

 

すぐれた教材や場所があるので、わざわざ自分で同じようなことをやる必要性も感じなくなってしまったということもある。

 

もし「塾」みたいなことをやるとしたら、学校の勉強に関しては「すららネット」や「スタディサプリ」などのネット教材、もっと言えばYoutubeの無料動画でもいいので完全な自己学習にして、こちらは入試問題の探求だけする、という形にするだろう。

入試問題の探求も、それぞれのレベルや学年に合わせてとかではなく、集まった人で一つの問題を解いていくというスタイルにする。

高1だろうが高3だろうが関係なく同じ問題にチャレンジする、そんな感じ。

(さすがに、中学生と高校生は分けるかもしれないけど)

 

あと全部の教科をやるのではなく、数学・物理・化学(中学なら理科)の理系がメイン。

たまに、答えのない問題、仰々しく言えば哲学的に考える問題をやるかもしれない。

自分も忘れてたり、わからなかったりするから、一緒に混ざってやることになると思う。

問題もこちらから一方的に提供するのではない。

こちらから投げかける準備をしつつも、基本的には来る人に持ってきてもらう。

そして、毎日はやらない。1週間に1回とか。

ただ、その1回はじっくり2時間ぐらい問答する。

あと個人的には自分の学習スペースが欲しい(最重要!)ので、空いている時間は自習室として共同開放してもいいかなとは考えている。

(できれば、工作室としても使えるような部屋が欲しい。木工とか、自分のスマホを修理したりとかしたい。)

 

書いてみると塾やりたいというように思えるけど、こちらから一方的に話題や教材を提供してやるのはイヤで、一緒にうなりながら考えたいという思いが強い。

たぶん、大学院の研究や『ふぁーべる』の仲間と「これはこうだろうか?こっちから考えた方がいいのか」といった思考の応酬が面白かったからそういうふうになってきたのだろう。

 

まぁ、こういうわけのわからない学び舎に需要があるのかわからないけど。

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と、この夏の避暑仕事先での人々やふぁーべるメンバーの対話、いろんな動画などを見て自分の「勉強観」を妄想しているところです。