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メモ:学習時間(「教育の効果」)

本日は「学習時間」の部分をまとめてみました。

以下まとめ

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■学習時間
・学習に取り組めど成果が上がらないような状況にある学習者は、学習時間をこれ以上増やそうとは思わないだろう
・「実際に」学習に取り組んでいる時間の割合は、授業中の40%
 ・そのうち能力を伸ばすことに費やされている時間はさらに少ない
 ・学年が上がるにつれてその時間は減る
・積極的な学習時間
・国語や社会よりも数学で長い
・教師が講義する際や教育放送を視聴する際で最も短い
・グループ活動や実験で最も長い
・学習者は「難易度が高く、要求度が高いと感じるほど授業に積極的になり、授業と関係のないことに気を取られなくなる」
・授業で教師の話を聞くこと(聞いているふりをすること)に多くの時間が割かれていることは、驚く結果ではないだろう
・単に授業時間や授業日数を増やせばいいわけではない
 ・「実際に」学習に取り組む時間を増やすことが重要
・学習とはただやればよいというものではない
・特に新しい内容を学習する際には、練習は目的的・計画的でなければいけない
・重要なのは経験や練習の量ではなく、パフォーマンスを向上するために計画的になされる努力の量
 ・(目的的・計画的な努力とは)「適切な難易度に設定されており、パフォーマンスを向上させることや間違いをしてそれを修正する余裕を与え、有益なフィードバックを学習者に提供することで、パフォーマンスが徐々に洗練されていくことを可能にするもの」
 ・このとき、学習者はパフォーマンスを今よりも高い水準に引き上げることが必要になり、高い集中と多くの努力が何日も長期にわたって求められる

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■教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化

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